シングルマザー社長のよもやま日記

日記が苦手な人による日記

発達障害について

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ブログを始めてからついつい色々なブログも読んでしまうようになり
気づくと夜中2時ぐらいになってしまいます。
前にどこかのニュースサイトで
「経営者は朝方が多い」と書かれていたので、頑張って朝方人間になって経営者らしくなりたいと思います。
こんばんは、経営者っぽくない経営者のそのだです。

最近よく拝見させて頂いているブログに、栗原類さんの本が紹介されていました。
なんだか色々思うことがあったので、今回は真面目にお話ししたいと思います。
あ、間違えました。
いつでも真面目です。

栗原類さんは、“ネガティブすぎるイケメンモデル”として話題になり
「あさイチ」生出演中にADD(注意欠陥障害)と診断された事を公表し、話題にもなりました。

ブログに書くのも少し悩みましたが、何かの「きっかけ」になればと思い
少し書かせて頂きます。

そのだも学生時代は大変でした。
幼稚園の間は平穏に過ごしておりましたが、小学校に入学して、2年生から人生が変わったと
今でも思っています。

2年生からはクラスでもリーダータイプやおとなしいタイプ、グループが分かれていきました。
そんな中、上手くグループに馴染めなく無視されたり仲間はずれにされた事も、正直あります。
きっかけはある男の子の一言でした。
今でも忘れません。

「お前、お嬢様だろ。」

そのだのどこをどう見てお嬢様発言が飛び出したのか今でも解らないですが
(今思うと、ワンピースがいけなかったのでしょうか)
そんな言葉が飛んできました。
そこにあちこち飛び火し、結局ある女子グループからハバにされ
孤立した思い出があります。
いじめられる方にも問題がある、なんて聞いた事もありますが
(確かに、その時に「お前の目は節穴か!」と文句を言えればよかったのかもしれませんが)
言った本人は、間違いなく覚えていないと思いますし、そのかわり
私は今でも忘れられない、という事実だけは残っています。

2年生の当時、毎日毎日学校が苦痛だけの思い出が残りました。
以降辛い学生時代が続きます。


他のエピソードとしては
4歳(年中)からお習字を習い始めたのですが、親戚の知り合い、という先生に習うことになりました。
当時、あまり意味はよくわかってなかった様に思いますが
「お母さんの知ってる先生」
という事だけは理解できました。
またものすごく厳しい先生で、新聞紙丸めて手に持ち、頭をバシーーーーーン!の教育方針のお教室でした。
よく言えば古風な教育方針ですね。

で、とにかく怒られるのが嫌だった私は、気づけば一言も喋れなくなり
場面緘黙症になりました。

母親の知り合いには怒られたくない心理だったのでしょうか?

ただ運がいい事に(話さないから?母親の知り合いだから?)怒られた事は(バシーーーーンとされた事は)ありません。
そのお教室では全く話す事もなく、相槌だけうつ奇妙な生徒でした。



やめる事が決まった時、安心しました。





だいたいここまでで、ちょっとこの人おかしい、と思われるかもしれませんが
21歳の頃、広汎性発達障害と診断されました。
テストを受けたきっかけは摂食障害になったからです。
(摂食障害についてはまた後日お話ししたいと思います。)
でももう完治し何事もなく平穏に過ごしていますが、
息子が産まれてから心配だった事も多々あります。

まず、自分が自分でも謎なのに、果たして息子は大丈夫なのか?
私と同じ様に感受性が強いタイプだったら生き難くはないか?

息子も感受性が強く、好きな事(物)にはのめり込むタイプです。
2歳の頃回転する物が大好きで、年齢の割にはよく喋るし説明するのにコミュニケーションは全くダメ。(現在も)
そして爪いじりが始まり「爪をいじるのは心理的問題、お母様が厳しいのでは?」と指摘され、落ち込んだりもしました。



療育センターにも行きました。
小学校に上がって息子自身が大変な思いをするなら、少しでも早く訓練して、なるべく社会生活しやすい様にしてあげたかった思いが強かったです。

私の仕事が仕事なので、息子への今後の事を考えてあまり深くは書けませんが
息子も私に似たタイプだという事ははっきりと言えます。
(違うところも多いですが)
ここで冒頭の栗原さんの本の内容に関わってきますが、
「親子で発達障害でも同じタイプでは限らない」という部分が印象的でした。
違う人ですから、当然といえば当然です。
当たり前の事に気付かされた1冊でした。

私はなるべく客観的に息子を見る様に心がけていますが(干渉しない様に)
それもある出来事がきっかけでした。

個人的な部分が関わって来ますが、私の子育て方針を決定付ける私個人としては忘れられない出来事だったので
ご紹介したいと思います。

息子が2歳の時、人口川で遊べる公園に遊びに行きました。
当時息子は水が流れる様子を見るのが大好きだったので、重い腰を上げて公園に行きました。
その頃は息子の謎な行動にしばし限界を感じ、途方に暮れていた日もありました。

そんな中、1組の親子に出会いました。
お母様と、年は16、17頃の娘さんです。
娘さんははっきりと話す事が出来ない様で、川にしゃがみ込んでバシャバシャ遊んでいます。

お母さんが娘さんに話しかけます。
「○○ちゃん、今日は暑いから水遊びにちょうどいいね。でも小さな子がいるから、ちゃんとかからない様にしようね。」

娘さんは人口の水遊びができる川にしゃがみこみ、息子に水が掛からない様に気を使い、バシャバシャ遊んでいます。
それをお母様はニコニコ笑顔で見守っています。

つい話しかけてしまいました。
「今日は暑いですね。」












発達云々ではなく、お母様は娘さんとの日常を楽しんでおられる様に感じました。
娘さんの行動を見守り、付き合う。
当時の私にとっては衝撃でした。
人の目ばかり気にしていた自分が恥ずかしいし、情けないと思いました。

それから息子と楽しい毎日を過ごそうと決意し、今では謎な親子です。
ちびまる子ちゃんのおじいちゃん(友蔵)とまる子の様な関係を目指しています。

そしてある日の事です。
元旦那の義母が遊びに来てくれました。
その時ふと息子に「パパのママは?」と質問されたので
私は「パパのママはおばあちゃんだよ〜」と答えました。






「こんな小さい子に分からへんて」







じゃあなんですか。
赤ちゃんがつかまり立ちしたら
「わぁ〜立っち上手だね〜」
と褒めてもわかんないじゃん。

と心の中で毒づき、以来息子になんでも話しかけるそのだになりました。

これもある意味私が変わった「きっかけ」です。












この話は、発達障害を正当化させたいだけじゃないの?と思うかもしれません。
そしてよく「障害は個性だ」なんて言われますが
私は発達障害に関しては、「変わった」が強く出てしまっただけだと思っています。
どんなに情報発信しても、当事者にしか分らない事がほとんどだと思います。

世の中変わった人は正直います。
でもその「変わってる」は、大多数から外れたら「変わった」になります。

逆に私はみんながみんな同じだったら気持ち悪い、と思うタイプなので
何が変とか正しいだとかはよくわかりません。
大多数の意見が正しいのか、自分を貫くのが正しいのかはわかりませんが
少しでも何かいい「きっかけ」になって頂けたら嬉しいです。





そういえば、今日は息子とシロノワールを食べにコメダに行きました。

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んん〜コーヒーの苦さとこの甘さのハーモニー
THE、名古屋です。



おしまい。


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